犬の鼻は濡れてるほうが良い?鼻でわかる犬の元気度と注意すること【2023年最新版】
犬の鼻ってかわいいですよね。私は写真を撮るとき鼻をアップにして撮るのが大好きです。犬の鼻が濡れているのは犬を飼っている人なら知っていると思いますが、何故濡れているか考えたことはありますか?犬の鼻は健康のバロメーターと言われ、健康状態までわかります。今回はそんな犬の可愛い鼻をテーマに、濡れている理由、乾いている理由、その役割りや注意点を解説していきます。
・犬の鼻は何故濡れているのか
・鼻でわかる元気度
・鼻が乾燥するのは良くないのか
・鼻の乾燥で気を付けること
・犬の鼻が乾いたときの対処法
・まとめ
犬の鼻は何故濡れているのか
犬の鼻が濡れている理由は2つあります。
1.ニオイを確実に捉えるため
犬の鼻が濡れていることは嗅覚の働きに役立ちます。濡れた層でニオイを吸収できるからです。
2.体温を調節するため
犬の体は人と比べ汗腺が少ないので、代わりに鼻や肉球から発汗し体温を調節します。
犬の鼻でわかる元気度
濡れていることに役割りがあると説明しましたが、実は濡れすぎもよくないのです。健康状態を鼻でチェックするとしたら、しっとりとしていて湿り気がある状態が良いです。見た目はツヤツヤと光っているのがベストです。鼻に異物が入ったときや寒さで一時的に鼻水を垂らすこともあります。
鼻が乾燥すると良くないのか
犬の鼻は濡れていることが健康とお伝えしてきました。では乾燥しているのはよくないのか。実はそうではありません。犬の鼻にも個体差があり、少し乾燥していても健康であることがあります。乾燥している時期や寝起き、水分不足、日焼けでも乾燥することがあります。
気を付けること
強い日焼け
鼻が乾燥しヒビが入っている、赤くなり皮がむけているときは、獣医師に相談し保湿剤や日焼け止めを処方してもらいます。鼻の色素が薄い(淡い色やピンク)の犬は日焼けしやすいので早めのケアが必要です。日焼けを繰り返すことは皮膚がんの原因になります。
皮膚疾患
出血やかさぶた、ひびや傷があるときは皮膚疾患の可能性があり、獣医師に相談する必要があります。
鼻水
粘液を確認して透明であれば汗や鼻水で心配はありません。もし黒色、黄色、緑色、出血の場合は獣医師の診断が必要です。
脱水症状
軽い水分不足でも乾燥することがありますが、重度の脱水症状でも乾燥します。脱水症状には他にも症状があります。歯肉の乾燥、衰弱、目の周囲がくぼんだり皮膚の弾力低下があります。水分を接種させ、獣医師の診断をうけることが必要です。
鼻が乾いたときの対処法
犬の鼻が乾燥していても、病気ではなさそうなときは環境の見直しをします。空気が乾燥していたら犬にも人にも良いことではないので加湿器などで調節します。老化が原因で慢性的に乾燥するようなら保湿クリームやワセリンを塗ります。人間用のクリームは犬にとって良くない成分がはいっていることがあるので使用できません。市販の犬用のものを買うこともできますが動物病院で処方してもらうのがおすすめです。
まとめ
犬の鼻は健康のバロメーターです。決して見えにくい場所ではないので、普段から愛犬とコミニュケーションをしつつ鼻をチェックする習慣を付けておきたいですね。2回目ですが、犬の鼻って本当に可愛いです。