最も長生きした犬は何歳?世界一の長寿犬種は?平均寿命と長寿の秘訣【2023年最新版】
愛犬にはずっと健康で長生きして欲しいものです。ですが犬の寿命が短いという事実は変えられません。今回は犬の寿命をテーマにして書いていきたいと思います。愛犬に少しでも健康で長生きしてもらうための秘訣もご紹介します。
クリックすることで各項目へスキップできます。
・犬の平均寿命
・犬種による平均寿命の違い
・犬の長寿のギネス記録
・犬の年齢を人間に換算
・室内飼いと室外飼いでの平均寿命の違い
・犬に長生きしてもらう秘訣
犬の平均寿命
【2008年では13.3歳】
【2019年では14.1歳】
寿命が延びていることがわかります。
理由は大きくわけて3つあります。
1.獣医療の進歩により治せる病気が増えたこと
2.飼育環境の常識が変わったこと
以前は室外での飼育が一般的でしたが、今は室内飼いが主流になりました。室内で飼育することにより、室外で飼育するよりも愛犬の異変に早く気づきやすいのが理由にあります。
3.食事の常識が変わったこと
一昔前の犬の食事は、人間の食事の残り物をあげるのが一般的でした。現代では栄養バランスが考えられたドックフードが数多く販売され、愛犬に合うドックフードを選びやすくなりました。
こうした背景もあり、犬の寿命は年々長くなっていきます。
犬種による平均寿命の違い
犬は体が小さいほうが長寿になる傾向があります。大きさ別平均寿命は下記の通りです。
大型犬 11.5歳
中型犬 13.4歳
小型犬 14.4歳
大型犬と小型犬の平均寿命の差は約3歳にもなりました。
では、犬種ごとの平均寿命もみていきましょう。
トイプードル
2023年の人気犬種1位でもあるトイプードルは、平均寿命でも1位の長寿犬です。平均寿命は【15.3歳】。2023年現在のトイプードルとしての長寿記録は20歳298日です。
ミニチュアダックスフンド
長寿寿命2位はミニチュアダックスフンド。平均寿命は【14.9歳】。ミニチュアダックスフンドの平均年間診療費は5.5万円です。これは人気犬種18種の中で最も少ない金額です。
ビションフリーゼ
長寿寿命3位はビションフリーゼ。平均寿命は【14.9歳】
柴犬
長寿寿命4位は日本を代表する犬種でもある柴犬。比較的病気にはなりにくく、長生きする犬種です。平均寿命は【14.8歳】
パピヨン
長寿寿命5位はパピヨン。平均寿命は【14.4歳】。パピヨンの平均年間診療費は5.5万円です。ミニチュアダックスフンドと同額で、平均年間診療費が低いというデーターがあります。
犬の長寿のギネス記録
2023年2月2日、ポルトガルに住む犬「ボビ」が史上最高齢の犬に認定されました。2023年2月2日時点で【30歳266日】です。前記録保持者はオーストラリアン・キャトル・ドックの「ブルーイ」【29歳5か月】で、達成されたのは一世紀近く前のことです。「ボビ」の年齢は、ポルトガル政府に承認されたペットデーターベースSIACにおいても確認がとれています。
ボビくん 2023年撮影
犬の年齢を人間に換算
小型犬と大型犬で平均寿命が異なることからわかるように、計算方法に違いがあります。
・小型犬と中型犬
2年で24歳ほどになります。
その後は1年で4歳ずつ歳を重ねます。
・大型犬
大型犬は1年で12歳ほどになります。
その後は毎年7歳ずつ歳を重ねていきます。
室内飼いと室外飼いでの平均寿命の違い
室外飼いの犬は室内飼いの犬よりも平均寿命、健康寿命ともに短いことがわかっています。
1.病気や感染症のリスクが高い
室外飼いは、室内飼いに比べて清潔に保つことが難しくなります。ノミやダニ、蚊といった寄生虫に晒されることが多くなり、それに伴う感染症のリスクも高くなります。
2.環境によるストレスや病気
犬小屋を用意したとしても、季節や気候による環境の影響は室内よりも大きくなります。それは、犬の体に負担をかけます。
冬の寒さは体力を多く消耗し、高温多湿の夏は皮膚や耳の病気にかかりやすくなります。また熱中症のリスクも高まります。
3.病気の発見が遅れる
飼い主の目が届かなく、犬の体の異変に気付きにくいことが原因です。
犬に長生きしてもらうための秘訣
・室内飼いをする
・環境を整え、清潔を保つ
・定期検査を受ける
・良質な食事と適度な運動
・適正体重を維持する
・避妊去勢手術を行う
【食事】【運動】【環境】は人にとっても犬にとっても大切なことがわかります。そして何よりも1番大切なことは飼い主の【愛情】です。愛情があれば上記にあげたものを守るのは難しくないと私は思います。短い犬の寿命からもわかるように、犬の1日は人よりも貴重なのかもしれません。1日1日を大切に、少しでも健康な愛犬と長く一緒に暮らしたいですね。
他の犬の雑学はこちらをクリック!